イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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ひまわり

夏を感じることなく、夏が終わった気がする。
今年は家の中で過ごす事が多く、
海のある街リミニから、海の無い街ベルリンに来たせいもある。
それにどうやら今年のベルリンは例年になく涼しかったようだ。
確かに暑くて眠れない夜も無かったし、うだる暑さで夏バテすることもなかった。

久しぶりに朝市に行ってみた。
ひまわりの種(花というか)が売っていた。
来年、咲かせるためだろうか。それとも??
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[ 2012/09/16 01:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(1)

食べる

イタリアに居た頃は、送料ももったいないしな。と、
ほんとに稀に師匠(http://www.luigicastiglioni.it/)も大好物のあられ、おせんべい類か
厳選した本を送ってもらう程度だったが、
今は、とにかく日本から食品を送ってもらっている。
郵送なので、軽くて日持ちのする、菓子や乾物が中心である。

日本食材を売る店で手に入るものもあるし、
日本食材の中でも、最近気に入っているのは
ひじきときな粉である。
どちらも日本食材を扱う店で購入できるし、
送料を考えると、こちらで買う方が割安では?とも思うのだが、
あえて福岡の地元産の乾燥ひじきを送ってもらっている。

ひじきは、大抵どこでも手に入る人参などと一緒に醤油と砂糖、ほんだしで味付けする。
これをごはんに混ぜて、ひじきごはんの出来上がり。
私は、現地で調達した
醤油、酒、みりん、砂糖、野菜
日本から送ってもらった
乾燥ひじき、ほんだし(実は乾燥ひじきもほんだしも、こちらでも手に入る)
を使って調理する。

きな粉は、
冷たい豆乳に混ぜて、これに腸に効く乳糖を加えて
きな粉豆乳にして朝食やおやつに食べて(飲んで)いる。
どちらも大豆製品だし、きな粉と豆乳だとそう大きく味は変わらないのだが、
やっぱりきな粉の香ばしさで、さらに豆乳が飲みやすくなる気がする。
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乳糖(写真の調整のしかたがわからにので横向きです。。)


[ 2012/08/23 22:46 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

プレス pressa

製本する際、大事な事は多々あるけれど、
プレスは重要である。
特に手がかかるわけではないけど、とても大事な作業だ。

バラバラの本文を綴じる前、
本文を綴じた後、表紙をつける前、
表紙と本文を綴じ付けた後、
など、それぞれのプレス時間は最低一晩。
その他、製本方法によるが、
製本段階でもかなり、ちょこちょことプレスをする。

そして、とにかくプレスをするときは、しっかりプレスする。

写真のようなプレス機を使ったり、重石を乗せたり。
ここで注意だが、本を直接、プレス機に挟んだり、本の上に直接重石を乗せてはいけない。
必ず、本は平らな木の板(作業工程によっては鉄板)に挟む。
表紙の芯地となるボール紙を覆うように別紙を糊ではりつけた直後などは、
糊が乾いていない状態でプレスするため、
状況に応じて、吸湿紙やキッチンペーパーのようなものを水分(湿度)を含んでいる部分に
挟み込むなどの配慮も必要だ。
だからといって、糊が乾くまでプレスするのを待っていては、
表紙に貼りつけた紙の方に湿度で表紙が沿ったりするので、これを防ぐためにプレスをする。

師匠が常に言っていた、
ただ作業手順通りに動くのではなく、なぜその作業をするのか考えながら進めなければならないというのは、
こういった事をも差すのだ。

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ちなみにプレス機の大きさは様々だが、
とにかく重い。
持った事はないし、できないが、
卓上用の40センチ×40センチ程度の鉄製のものでもかなり重い。
私は自力で動かす事ができない。
床置きの鉄製のものともなると、150キロ以上もあるようだ。

タグ : プレス機 press 製本

[ 2012/05/13 23:52 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)

仮綴じ本を解体する

仮綴じ本であったり、
中が糸綴じの本を再製本する場合の私の
本を解体する(smontare)する時の必需品である。

小さなハサミ
裁縫ハサミなどを使っている
中央の綴じ糸を骨ベラで軽く持ち上げながら、ハサミでカットする

ピンセット
中央の綴じ糸を持ち上げたり、ちょっとした本に付着した糊などを取り除いたりする

骨ベラ
中央の綴じ糸を持ち上げたり、折り丁と折り丁の重なり合った部分には
若干でも糊が付着している事が多いため、この骨ベラで優しくそれぞれを外していく。
※折り丁とは、糸で綴るため中央で折り曲げたページ、一塊のこと

メス
しっかり本が綴じ付けられているときは、メスで綴じ糸を切ったり、
付着している固まった糊をそっと取り除くのにも使う
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人によって、他にも便利な道具などを利用することもあるだろうし、
使い勝手、作業のし易さなどはそれぞれである。
私は、さあ、本を解体というときにはこの4点と、手元用のデスクスタンド、
そして意外と細かなゴミが発生するため、
工房などではなく、部屋で作業する場合は、本の下に不要な新聞紙などを敷く。
[ 2012/04/14 15:18 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)

のり、接着剤

製本に使う接着剤は、
のり、ボンド、にかわなどがある。

のり
市販されているフエキのりなどのようなでんぷんのり。
修復専用の糊など様々あるらしく、日本のでんぷん糊を輸入販売しているところもあるようだ。
イタリアではこのタイプの糊を文具店では見なかったが、
工房ではトウモロコシの澱粉を使い、必要に応じて糊を作っていた。
簡単にできるのであるが、使用用途に応じて、
これがまた好みの硬さと言おうか、ちょうど良い加減があるのだ。
大抵は、紙と紙を接着する際に使用。
また、薄く水で伸ばした糊は、新たに表紙を付け替える際、
本の接着についていた古い糊を落とす際にも利用する。

ボンド
使用前は白く、接着し乾燥すると透明になる合成樹脂(PVA)。
ボンドと言うと私たちはすぐにわかるが、この名称はコニシ株式会社の登録商標らしい。
イタリアの工房では、ボンドでは伝わらないので、PVAと呼んでいた。
のりと混ぜることで、使用範囲がかなり広がる。
これも濃度をそれぞれ調整するのだが、紙と紙、紙と革など異素材同士の接着にも使用できる。

にかわ(膠)
動物のコラーゲンから作られたもの。
琥珀色の、粒や板の状態で購入し、水と一緒に煮詰めて使用する。
とにかく驚く程、恐ろしいニオイがする代物である。
固まると元々の堅い状態に戻るため、
工芸製本の場合の背固めに使用される。



[ 2012/04/12 06:29 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)


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