イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

製本すること rilegare il libro

今、平行して10冊程度の製本をしている。
2~3冊ずつの単位で作業をすすめるひとり流れ作業である。
このやり方がとても勉強になる。
数冊を少し進めるごとに次の数冊にとりかかることで、
接着したのりを乾かす、本をプレスするといった本に触れない時間をなくす事ができる。
細かな注意点にも気づかされる。
大量生産本では無いため、この本は大きさ、本文の紙質、経年など様々に違う。
そして先の仕上がりのことをイメージしながら、
この本では気にしなくてもよかったことが、この本の場合はこうしなければ、という具合だ。

昨日、友人が奥田弦君という天才少年ピアニストがいて、彼のお母さんが本も手作りしていたんだって。
と教えてくれた。
詳細がわからないが、きっと、物語を考え、紙に書き記し、本の形に仕上げていらっしゃったのだろうと想像する。
まさに世界に一冊のその人に取ってかけがえの無い大切な本であろう。

スポンサーサイト
[ 2011/04/30 11:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。