イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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工房へは自転車で vado alla bottega in bici

今朝はまた公共交通機関のストライキ。
どうやら労働組合に関係ない人だけが働いたようだが、いつどのバスが運行したのかは不明だ。
とにかく町から8~9㎞離れた工房までの移動手段が無い。
しかし最近の春の陽気はサイクリングにももってこいだ。
体力には自信がないが、ママチャリで工房まで行くことにした。
途中、チクリスタ(イタリアは自転車好きが多く、あの流線型のヘルメットをかぶったピチピチウェアのかっこいい自転車に乗った人たちが天気の良い日は郊外にたくさん出没する。一人、二人の時もあれば、複数のグループの場合もある)のグループに遭遇するほどののどかな風景の場所を地味にママチャリをこぎつつ通り過ぎる。
さて丘の上に工房はある。最後の数百メートルは心臓破りの坂が待っていた。
“北風と太陽”の話を思い出しながら、まずはストール、スプリングコート、次にパーカーと着ていたものを次々に脱ぎつつ坂を上る。
到着したときには、久しぶりに汗をかき、ぐったりと工房の扉をたたいた。
出てきた師匠は、私の疲労した様子をみて、絞りたてのブラッドオレンジジュースを用意してくれた。
その後、坂を下りたところにある郵便局に私の自転車で行こうとした師匠は、
よくこんな自転車に乗れたものだとあきれながら、
さっさと左右とも利きの悪くなったブレーキを調整し、タイヤに空気を入れ、と自転車をきっちりと整備し、出かけていった。

ということで、今日の一枚は、なんでもできる師匠の数週間前にパリに持ち込まれた作品だ。
Picture 1868
Luigi Castiglioni
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[ 2011/04/01 21:03 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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