イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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電話 telefono

Picture 2021

イタリアにも春がやって来た。
天気の良い日が続き、海では水着姿で日光浴をする人の姿も。
そもそも寒い時から、冬でもちょっと日差しがあればバールの外でカフェを楽しみ、
日曜日ともなれば、天気が悪く、雪が降るんじゃ無いかという日でさえ、
ジェラート片手にぷらぷら歩く人たち。

工房は街から車で10分程度のところにあり、ほぼ人に会うことが無い場所にある。
たまに近所の人(家と家は接していない)が犬の散歩や、ウォーキング(?)をする姿は目にするが。

たまに私は工房に一人で留守番することがある。
師匠が街に用事を済ませに行くときなどだ。
このとき何が一番不安かといえば、電話だ。
冬場は、特に日が暮れるのが怖かった。というと子供みたいだが。
基本的には師匠の友人知人しか知らないことになっているこの電話にたまにそれ以外の人から電話がかかってくる。
“それ以外の人”の多くが、この電話番号を以前使っていたピエロさんを探しているのだ。
もう何度、ピエロさん宛ての電話がかかってきたかわから無い。
ピエロさんの親族という人からもかかってきた。
このため、ピエロは夜逃げしたんでは?と話していた。
さすがに最近こそ少なくなったピエロさん宛ての電話。

さて、今日も師匠の留守に電話がかかってきた。
言葉を覚えたての子供のような対応なのは致し方ない。
「ちゃお。誰?お母さんはいません。買物に行っています。」
そんな感じだ。
しかも、イタリア人の発生は、腹式呼吸なのか、声が大きく響く。
私のような日本人、しかも電話となるとさらにおびえてしまうため、蚊の泣くような声で、
ぼそぼそ話すと、全く聞こえない。と言われる。
きっと、電話で話した人は、実際の私に会うと驚くことだろう。
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[ 2011/04/07 22:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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