イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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ルリュールおじさん

ルリュール、製本をテーマにした本と言えばいせひでこの絵本“ルリュールおじさん”だ。
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数年前にはその年の絵本大賞を受賞し、最近になってまたNHKでも紹介されたようだ。

内容は、女の子(ソフィ)が何度も繰り返し読み大切にしている植物図鑑が、度重なる見開きにより本がクタクタになりバラバラに壊れてしまった。途方にくれていたところ街角で本を修理するお店をみつける。これが製本屋だ。中では職人であるおじいさんが働いている。ソフィはおじいさんに本を託す。数日が過ぎ、製本屋に行ったソフィは製本屋のガラス窓に飾られた自分の本を見つける。生まれ変わった本の表紙は新しく付け替えられ、タイトルには自分の名前も入っている。ソフィの本だ。それからもソフィは何度と無くこの本のページを繰り返しめくる。そして大人になったソフィは植物学者になった。

という、とてもいい話だ。私はいつも読むたびに感動する。

以前、ルイジにこの絵本のことを話した。すると、すぐに隣の部屋に消え、フランス語バージョンのこの絵本を手にして持ってきた。
この本はフランス語バージョンもある。“Sophie et le relieur”。フランスでも出版販売されているのだ。 
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[ 2010/12/23 17:50 ] 本 libro | TB(-) | CM(-)


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