イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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やりなおし rifare

午後にとりかかった三冊の本の箱作り。
ロビンソンクルーソー物語。
パリの古書店所有の本だ。
もちろん、この古書店のクライアントが望めば、お買い上げ。となるのであるが。
こういった特殊な古書店にやってくるコレクター達は、本の内容もであるが、
この本の内容とリンクした製本、装丁にもこだわる。
このため、この三冊の本は、古書店が、クライアントに
こんな本もありますよ&こんな製本ができる製本家がいますよ。という宣伝にもなるわけである。
そうなってくれば、本だけでなく、本を保護する箱でさえ当然手抜きなんてできない。
師匠から、ちょっとのミスも許されない、完璧しかありえない。
もしミスがあればやり直しrifareだ。と釘をさされた。
よかった。やり直しで。RとLの発音の区別がいまだにちゃんとつかない私は、
〝り〟と発音された時、もっとひどいことを想像したので。

さて、先日紹介した、近所であった食祭りの会場になった場所(村)について。。
この町サンパトリニャーノ(SAN PATRIGNANO)、
イタリアでも有名な田舎である。
以前も祭りとは関係なくこの町のことは聞いていた。
この町は、国が組織している麻薬中毒者の更生施設なのだ。
ここに入れば4年間は外に出られないのだという。
とはいえ、どこに住んでいるのかわからなかった。
広大なきっちり美しく整備された敷地の中に現在1500人が暮ら働いているのだ。
食用の牛や羊を育て、卵や野菜を収穫し、ワインを醸造し、オリーブオイルを絞り。
といった具合で、私の住む町にもサンパトリニャーノ産の商品をみかける。

どういったいきさつで彼らはこの更生施設に入るのか。任意なのか強制なのか。
とにかく食祭りの日に一様に着用していた〝SQUISITO〟のTシャツ。
私も欲しかったのだが、同じデザインの布地で作られた無料配布のトートバッグで我慢した。
このTシャツを着たスタッフはみなこの更生施設に住む元麻薬中毒者だったのだそうだ。
みんな普通の親切なイタリアの若者(年齢はともかく)だった。

イタリアの法律(日本の法律もだった)には詳しくないが、
イタリアでは麻薬を所持していても、販売目的でなければ罪には問われないようだ。
(詳細はわからないので、軽く聞き流してください)
そういえば昨年だったか日本人カップルがイタリアで逮捕されていた。
たしか、ディスコのようなところで麻薬を販売していたのだったと思う。
その頃、テレビのニュースにも新聞にも載っていた。
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[ 2011/05/03 11:09 ] 日々のこと quotidiano | TB(0) | CM(0)
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