イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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色 colore

昨日、工房にフランスの製本道具専門店レルマから師匠が注文していた荷物が届いた。
長い円筒の包みの中は、製本用の革だった。
濃いオレンジのような朱赤のような美しい色の革だった。
うわ~素敵。と喜ぶ私の横で、息をのみ黙り込む師匠。

どうやら注文した色と違うものが届いたらしい。
いや、実際注文した色と同じ品番だったのだろうが、
革は自然のものであり、同じ染色剤を使っても
そのそれぞれの革の状態、染色剤の色の配合の具合で微妙に色合いが変わってくる。

以前、紙でも同じことがあった。
紙を1セット100枚単位(1枚の紙の大きさは70×100cm)で購入するのだが、
同じ品番の紙のはずが、以前注文したものと、新しく到着したものとの色合いが微妙に違うのだ。
赤にしろ、黄にしろ違う。
もっと面白いのは、同じ品番の紙であるが、色(染色材料)の違いによってなのか
のりの浸透具合や紙のしなり方などの手の感触だけであるが、違うのだ。
このため、黒は扱いやすいけど、赤は扱いにくいね。といった具合。
静かな工房で、毎回何が起こるかわからない。
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[ 2011/05/04 14:02 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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