イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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カモッショ camoscio

製本に使う革。
一枚の状態で購入してくると、革自体の厚みがあるため、そのままでは製本に使えない。
この革の厚みを0.5㎜程度の厚さにして使用する。
機械で革を漉くと、全面均一な厚さの(当然、革の特性より多少のムラは生じるが、これは0.1㎜程度の誤差である)製本用に使うための表面がつるつるした側とその裏側とに分けられる。
この裏側の革、しっとりした触り心地で、わたしたちはカモッショcamoscioと呼んでいる。辞書を引くとカモシカ革と出てくるが、特にカモシカを指すわけではなく、この革の裏の部分のことを指す。
このカモッショ、工房では、大切な本を保管する箱の内張りに利用している。
箱の内部をこのカモッショの内張りをするだけで、高級感が出るだけでなく、やはり本の保護に非常に役立つ。

Immagine 142
バラ色のカモッショと工房の庭で見つけた一輪のバラの花。
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[ 2011/05/12 11:50 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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