イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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Le petit chaperon rouge

さて製本中の赤ずきんちゃん、

1697年フランス人作家シャルルペロー原作のLe petit chaperon rouge
1727年イタリア語訳 Il piccolo Capello rosso
1876年イタリア人作家カルロ・コッローディ訳 Scuffietta rossa
ちなみにカルロ・コッローディはピノキオの作者である。 
1812年ドイツ人グリム兄弟のRothkappchen(本来は“a”の上に点が2つ必要だ)、
1897年イタリア語訳 Cappuccetto Rosso

この5種3ヵ国語で書かれたものだ。
同じイタリア語でも時代によってタイトルも変わっている。
この本の挿絵は、あるイタリア人画家がこの本のためだけに描かれたものである。

IMG_6420-1.jpg

縦44センチ×横幅33センチ×厚さ約3センチの大型製本だ。
これを33冊手製本する。
2冊はフランス製本という工芸製本ではよく用いられる美しく完璧な製本方法で仕上げ、他31冊は、ブラデル製本という、フランス製本よりは簡易な製本方法ではあるが、やはり美しくしかも実用的な製本方法で仕上げる。
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ジャンル : ブログ
テーマ : ブログ日記

[ 2010/12/27 15:06 ] 本 libro | TB(-) | CM(-)


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