イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

アルコール中毒1 alcolizzata1

さて、私はもう何年もの間、自称アルコールアレルギーだった。
酒、ビール、ワイン、カクテル類も全てのアルコール飲料は少しでも口に含んだだけで、
くしゃみ、鼻水、目や歯が痒くなり。。と、敏感に反応していた。
食前酒だからと口にしたものなら、その後の食事の味もわからなくなり、
一緒に食事する人たちにも気を使わせてしまうほどの面倒な体質だった。
もちろん元々お酒に強いタイプではない。
このため、基本的にお酒を口にすることは一切しなくなっていた。
「世の中アルコールを摂取しすぎて困る人がいるんだから、飲めなくてよかった。
あなたが飲めない分、私が飲むわ」と言ってくれた美人女性もいた。
こんな豪快な女性に私もなりたかった。

さて、好きなことの中に“食べること”が上位に入るくらいであるし、
お酒に合いそうな食べ物も大好きだ。
ご当地のお酒、各国のワインと言われれば、味見くらいしてみたくなる。
しかし、悲しいことに症状が出るのが怖くて、これもずっと控えていた。
イタリアに来ているのに常にワインを断るつらさ。
しかし最近になって、食生活も変わったことだし、体質も変わっただろうと勝手に判断し、
ワインを飲んでみようと試みた。
以前からアルコールアレルギーなんて嘘だ。絶対美味しいイタリアワインを飲ませてやる。
と言っていた師匠にそう宣言すると、
早速、冷蔵庫から白ワインを取り出し、とりあえず試しに持って帰るよう手渡された。
栓も抜いてあるので初心者でもすぐ飲める。
素早い。

さて、帰って飲んでみると美味しい。
以前のような症状は出なかったが、体中がかゆくなった。
そんなところは掻けません。というような体の、皮膚の内側が痒くなった。
ともかく、痒いくらいなら大丈夫だと、その後毎日続けて飲んでいる。
と言ってもヤクルト程度のかわいい量である。それでも私には大きな進歩だ。
アルコールを浴びるように飲めるようになるにはまだまだ長い道のりだ。
スポンサーサイト
[ 2011/05/19 12:44 ] 日々のこと quotidiano | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。