イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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大声をあげる人々 urlare

それにしても。
どうしてそんなに大きな声でしゃべるのだろうか。
というくらい大きな声でしゃべるイタリア人である。
歌手じゃなくても、日々発声練習が出来ているような人たちだ。
朝から、叫ぶ。

先日、工房に向かうバスの中での出来事だ。
このバスは、運転手席横の前方、後方、中央に扉があった。
中央は基本的に降車専用である。
途中のバス停で、乗客を下車させた後、数十メートル、この中央の扉を開けたままで走っていた。
扉付近に乗っていた乗客の一人が気づき、もちろん大声で運転手に伝える。
“扉が開いたままよ~”
運転手は気にする風もなく、黙って扉を閉め運転中だ。
しばらくすると、ある婦人が停車ボタンを押したにもかかわらず、
バスが停車しないといって、急に大声を上げた。
“あんた頭おかしいんじゃないの!停車ボタン押したのよ!”と。
第一声が“頭おかしいんじゃないの!”である。扉開けたまま走っていた事も関係しているのだろう。
突然、叫ぶ婦人に私はひるんだ。
すると運転手が、急にバスを止め(止まるべきバス停を少し過ぎたあたりだった)、
運転席から身を乗り出し、婦人の方に顔を向け、
“誰が頭おかしいって?あんたの方がおかしいんじゃないのかー!!”
と運転手のおじさんも一気にまくし立て始めた。
こんなに簡単に大声での喧嘩が始まるの?こんな公衆の面前で?
そして、婦人は、怒りをぶちまけながらバスを下車し、
運転手は、婦人が降りた後も大声で文句を言いながらバスを発車させた。
“頭おかしくなったのは、あいつが俺に文句言った後だ!”と。。

さて、その婦人は翌朝も同じバスに乗り、バスの運転手も同じ人であった。
しかし、どちらも気にする風でもない。
彼にとって、あれは朝の挨拶、儀式のようなものだったのだろうか。

早速工房に行って、師匠に事の顛末を伝えると、驚く風もなく。
よくあること。の一言であった。

Immagine 204


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[ 2011/06/25 21:53 ] イタリア italia | TB(0) | CM(0)
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