イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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装う

クライアントから預かる本。
どれ一つとして同じ状態のものは無い、
紙質、経年、痛み具合、本の大きさ、厚さなどなど。

本の“かたち”であることには間違いないのだけれど、
人間同様すべての本に個性がある。

この個性を考慮しながら、
一度全てバラバラに解体し、それぞれにあった形で少しずつ手を加えながら、
一番その本にとって良い状態、美しい状態に仕上げていく。
表紙の装丁が洋服だとしたら、その中の本はまさに人間の“からだ”と同じだ。
この“からだ”の部分の調整が後の“洋服”を生かすことにもなる。
そして、“からだ”に多少の欠点があったとしても、良い“洋服”は、
欠点を補いながら美しくその本を装うのだ。

Immagine 450
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[ 2011/07/10 12:39 ] 日々のこと quotidiano | TB(0) | CM(0)
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