イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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刃物

製本道具にはかなりたくさんの種類がある。
とにかく道具の扱いに慣れるのにも一苦労なのだが、その中でも私を悩ます道具は大小さまざまな刃物類である。
小さいものでは、はさみ、カッター、漉き包丁、メスなどである。
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この漉き包丁を上手く操るのはなかなか至難の業で、漉く際にを置く場所、漉き包丁の握り方、力の入れ具合(力ではなくコツ)、を押さえる側の手の位置など気を配らなければならず、しかものふちをティッシュペーパー一枚分(二枚重ねのペーパーの)のあの、フワフワ、薄々状態にすることもある。
そして革は、柔らかく、少しの力を入れるだけで、動く。固定しない。
例えば、にんじんのように固さがあれば、あの野菜の皮剥き器ピューラーでスルッと薄くカットすることができるが。

さらにこの革漉き包丁、使えば手入れも必要である。
数回革を漉いただけで、切れ味が悪くなるのだ。
また、この砥ぎにもコツがあり、今度は力をしっかり入れなければならない。

私が刃物を怖がっているのはルイジにもバレている。
上手に操れるようになるためには、まずは刃物と仲良くならなければいけないだろう。
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タグ : 製本 ルリュール 製本家 古書 工房 道具

[ 2011/01/06 16:15 ] 未分類 | TB(-) | CM(-)


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