イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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3月11日

1年前に起こった東日本大震災については、被災地の1日も早い復興を願うばかりである。
そうは言っても私自身、何かしらの形としての支援ができるわけでもなく、
あなたは何をしてくれるの?と言われたとして、途方に暮れてしまう。

あの日、イタリアのアパートにいた私は、
朝食を摂りながら見ていたテレビニュース映像を何かの間違いだと思いながら見つめた。
3月の日本とイタリアの時差は8時間であるため、日本が15時ならばイタリアは朝の7時となる。
ニュースキャスターは、日本で地震、津波が発生したと言っているようだが、
どうみてもその映像は日本のものとは私には思えなかった。
そもそもイタリア語でニュースをきっちり把握もできてなかったわけであるし、
いつものように、イタリアのテレビが日本の紹介をしながら中国の音楽を流すようなもので、
私のイタリア語のヒアリング能力に問題があるかまたは、
その映像と、解説が一致していないだけだと思いたかった。

さて、3月11日は私の誕生日である。
このため数ヶ月に一度ペースでしかすることのない日本の実家へも電話をかけてみると、
母も驚いた様子で、東北で地震と津波があってと、教えてくれた。
これで、私が何かの間違いだと思い込もうとしていたことが現実となった。

今、私に何ができるわけでもないけれど、
誰もが忘れがたい日、3月11日が誕生日の私にとって、
この日は“ありがとう”の日なのだということを改めて思う。
まずは何と言っても両親に対する感謝の“ありがとう”。
そして、兄弟、親戚、友人、知人、私を取り巻くたくさんの人たちにも“ありがとう”。
“ありがとう”を忘れずにいることで、ほんの少しでも幸せが伝播していくように。
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[ 2012/03/11 08:51 ] 思うこと | TB(0) | CM(0)
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