イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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道具の使い方

製本作業に使用する道具はいろいろある。
製本を始めた当初、製本道具カタログを見たところで、
これは一体なんだろう?どういう風に使うのだろうというのがたくさんあった。
さて、自分の道具をまずは小さなものから集めようとした時、
たくさんありすぎて、どれを選べばいいのかわからなかった。
憧れて訪れた製本道具を売る店に入ったところで、
圧倒されるだけで、胸が一杯でとこから見ていいのか、手を付けたら良いのかわからないような次第であった。

例えば表紙革の処理に使用するメスひとつ取っても、
刃先が鋭角に尖ったものから、45度程度のまっすぐなもの、湾曲したものなどある。
メスは製本用に特化したものではなく、あくまでも医療用を流用しているだけだ。
ヨーロッパの場合、製本道具店に行くと簡単に手に入る。(日本も?)
しかもお目当ての刃先のものではなかったが、イタリアの薬局には置いてあった。

そしてせっかくの道具をうまく使いこなさなければいけない。
革の処理だけでなく、例えばお気に入りの一冊を製本し直す(表紙を付け替える)場合、
元々の本の表紙なども一緒に綴じ込みたい。
そんなとき、表紙や本文についた接着剤(ボンド、のりの類いを)メスで優しくはぎ取る。
こうすることで、その後の作業がし易いし、最終的にキレイな本に仕上がる。

IMG_1278_convert_20120331022320.jpg



メスの持ち方も、どの素材に対して、どういう処理をするかによって違う
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[ 2012/04/10 07:22 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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