イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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のり、接着剤

製本に使う接着剤は、
のり、ボンド、にかわなどがある。

のり
市販されているフエキのりなどのようなでんぷんのり。
修復専用の糊など様々あるらしく、日本のでんぷん糊を輸入販売しているところもあるようだ。
イタリアではこのタイプの糊を文具店では見なかったが、
工房ではトウモロコシの澱粉を使い、必要に応じて糊を作っていた。
簡単にできるのであるが、使用用途に応じて、
これがまた好みの硬さと言おうか、ちょうど良い加減があるのだ。
大抵は、紙と紙を接着する際に使用。
また、薄く水で伸ばした糊は、新たに表紙を付け替える際、
本の接着についていた古い糊を落とす際にも利用する。

ボンド
使用前は白く、接着し乾燥すると透明になる合成樹脂(PVA)。
ボンドと言うと私たちはすぐにわかるが、この名称はコニシ株式会社の登録商標らしい。
イタリアの工房では、ボンドでは伝わらないので、PVAと呼んでいた。
のりと混ぜることで、使用範囲がかなり広がる。
これも濃度をそれぞれ調整するのだが、紙と紙、紙と革など異素材同士の接着にも使用できる。

にかわ(膠)
動物のコラーゲンから作られたもの。
琥珀色の、粒や板の状態で購入し、水と一緒に煮詰めて使用する。
とにかく驚く程、恐ろしいニオイがする代物である。
固まると元々の堅い状態に戻るため、
工芸製本の場合の背固めに使用される。



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[ 2012/04/12 06:29 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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