イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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仕事のプロ

工芸製本の世界。
本文である紙(ページ)を綴っていき、しっかり背を固め、表紙をつける。
本の機能性、耐久性を持たせながら、装飾を行なっていく。
製本ということであれば、この本の機能性、耐久性ということがしっかりできることが基本だ。

装飾となるとまた、“製本”とは別のテクニックが必要である。
革表紙に革モザイクを施すテクニック。
箔(金箔)で活字やライン、模様を入れるテクニック。
表紙裏に装飾紙(マーブル紙)を貼るのであれば、マーブル紙を作るテクニック。
表紙に異素材(木、金属、ガラス、陶板、その他ありとあらゆるもの)を組み合わせるのであれば、
その異素材を加工するテクニック。
表紙をはじめ、ブックケース、その他仔細な部分を含めてのブックデザイン、装丁。
自分で全てやる方法もあるだろうし、その道のプロに依頼する方法もある。

以前、版画の世界について、
版画家と呼ばれる人が、その作品について一つ一つの作業を全て行なっているとは限らない。
と、聞いた事がある。
版画の世界にも、彫り師、刷り師のような、その行程それぞれにプロがいるのだと。

先日、届いた製本雑誌の中にも本に装飾を施す職人の記事が掲載されていた。
製本家から依頼された本に装飾を施すのだが、その高度なテクニックは写真で見るだけでも本当に素晴らしい。
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[ 2012/04/15 15:07 ] 製本の世界 | TB(0) | CM(0)
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