イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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本の奥付

本の奥付。
本を手にするとき、購入する時、この“奥付”を見る。
特別何か調べている訳ではないが、見ると面白い。

奥付に何が書かれているかと言えば、

本のタイトル
初版発行年
増刷された場合の発行年(ここにずらずらと増刷年が連なってる場合は人気のある本なのだと思う)
著者名
出版社名
印刷所名
製本所名
その他

例えば、ブックオフで100円均一の話題だった本を安く購入する際、
ずらっと何冊も何十冊も同じ本が並んでいる時も見たりする。
奥付の発行年(最終増刷年)を見れば、一番最近に発行されたものがどれかわかるわけだ。
コレクターとしては、初版本が良いなどの見方もあるため、
どういう目的の本を購入するかによる。
読むだけのものなのか、保存のためのものなのか。など。
辞書(電子辞書でも同じだろうが)を購入する場合も
なるべく最近印刷されたものを選ぶ。
増刷される度に、本の内容(語彙)にも手直しがされてるであろうし、
仮に誤字、脱字などが場合も訂正が行なわれているはずだ。
もちろんどんな本にも言える事だろうが。
人気の作家の著書などは、増刷の度に、著者のあとがきが、
年代を追って追記されている場合もある。
初版を選ぶか、直近に増刷したものを選ぶかは、
本にもよるし、その時々の私の好みでもある。

日本の場合、“奥付”は本の最終ページに書かれてある。
しかし、欧米の本は
本文に入る前の最初のページに書かれてある事が一般的なようだ。

奥付を見ると面白いのは、その本の歴史がわかる事だ。
本文ではなく、“本”という形として。
この本は数十年前にミラノで出版されたらしい、
どんな時代だったのだろう。どんな人たちの手を経て世に出て来たのだろう、
と想いを馳せてみる。
そんな楽しみもある。
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[ 2012/05/02 08:54 ] 本 libro | TB(0) | CM(0)
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