イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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プレス pressa

製本する際、大事な事は多々あるけれど、
プレスは重要である。
特に手がかかるわけではないけど、とても大事な作業だ。

バラバラの本文を綴じる前、
本文を綴じた後、表紙をつける前、
表紙と本文を綴じ付けた後、
など、それぞれのプレス時間は最低一晩。
その他、製本方法によるが、
製本段階でもかなり、ちょこちょことプレスをする。

そして、とにかくプレスをするときは、しっかりプレスする。

写真のようなプレス機を使ったり、重石を乗せたり。
ここで注意だが、本を直接、プレス機に挟んだり、本の上に直接重石を乗せてはいけない。
必ず、本は平らな木の板(作業工程によっては鉄板)に挟む。
表紙の芯地となるボール紙を覆うように別紙を糊ではりつけた直後などは、
糊が乾いていない状態でプレスするため、
状況に応じて、吸湿紙やキッチンペーパーのようなものを水分(湿度)を含んでいる部分に
挟み込むなどの配慮も必要だ。
だからといって、糊が乾くまでプレスするのを待っていては、
表紙に貼りつけた紙の方に湿度で表紙が沿ったりするので、これを防ぐためにプレスをする。

師匠が常に言っていた、
ただ作業手順通りに動くのではなく、なぜその作業をするのか考えながら進めなければならないというのは、
こういった事をも差すのだ。

IMG_9481_convert_20120513231224.jpg

ちなみにプレス機の大きさは様々だが、
とにかく重い。
持った事はないし、できないが、
卓上用の40センチ×40センチ程度の鉄製のものでもかなり重い。
私は自力で動かす事ができない。
床置きの鉄製のものともなると、150キロ以上もあるようだ。
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タグ : プレス機 press 製本

[ 2012/05/13 23:52 ] 未分類 | TB(0) | CM(2)
重いけど、プレス機、欲しいですよね~。どこかでいいのを手に入れたいです。
[ 2012/05/15 13:08 ] [ 編集 ]
fukiさん
贅沢を言えば、あの鉄製のがっちりした、1人じゃ当然動かせないプレス機。
欲しいですよね。
[ 2012/05/17 20:21 ] [ 編集 ]
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