イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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紙の向き DIREZIONE DELLA FIBRA DELLA CARTA

紙には向きがある。

例えば、A4のコピー用紙を用意し、紙の両端を持って、縦向きに長い方向、または横に短い方向に裂いてみる。
そうすると、比較的簡単にスッと裂ける方向と、ギザギザと破りにくい方向があることに気づく。
市販のノート、新聞、折込み広告、卓上メモ、ポストイットとにかく何でも全ての紙には向きがある。
手漉きしたものなど例外もあるが、基的に工業生産された紙には向きがある。

このスッと破れる方向と並行に紙を折ってみる。折りやすい。折りかたもつきやすい。
スッと破れる方向と並行に紙を丸めてみる。丸めやすい。
もちろん紙の厚さ、大きさによっても度合いは異なる。

当然、に使用している紙も同様だ。
の左から右、右から左に波打つ状態が好ましい。

最高の状態の製をするためには、この紙の向きは重要である。
しかし、紙の向きだけを気にしていては紙の無駄が生じる場合も多々ある。
このため、この紙の向きを無視することもある。

何に重点を置くかで紙の向きの使い方も違ってくるのだ。


IMG_7252.jpg
Luigi Castiglioni

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タグ : ルリュール 製本家 古書 工房 イタリア 道具 陶芸

[ 2011/01/21 16:13 ] 未分類 | TB(-) | CM(-)


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