イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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湿度

本の本文に使われる紙にも
表紙に使われる紙や革にも大敵な湿度。

湿度を帯びたまま本を収納しておくと、本がふにゃっと曲がったままになってしまう。
大げさに言えば、ノートや教科書などを雨で濡らしてしまい、
それらの角や全体が波打ったままになった経験がある人も多いと思う。

革については、バッグや靴など、しばらく使わず、箱などにしまい放置しておくと、
大事にしまっておいたつもりが、取り出してみると、白く黴びが発生していたりする。
日本は梅雨もあるし、夏は暑くて湿度が高い。
革や紙には嫌な季節である。

そんなわけで、見た目美しく整っているように見え、購入したての本を再製本するのであっても、
製本する前には、必ずしっかりプレスする。
これでもか。というくらいギュウッとしっかりプレスすることで、
本の仕上がりを美しくすることができる。

とは言え、
手透き紙を使ったその感触を楽しみたいものであったり、
特殊な紙で、本来の風合いにこだわる遊びのあるものなら、
あまりプレスにこだわらず、
それぞれの良さを引き出す製本の仕方をするのが良いのだろう。

紙、革には大敵な湿度であるが、
人の肌にはそこそこの湿度が嬉しい。

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[ 2012/05/28 05:22 ] 製本の世界 | TB(0) | CM(1)
そうですね~。紙とか革は湿り気関係が難しいですね。
昨日もお教室で、和紙っぽいパリっとした紙に使う糊やらボンドで悩みました。
その素材の良さを生かしながらとなると、一工夫いるわけで。
[ 2012/05/29 16:22 ] [ 編集 ]
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