イタリア製本工房の日々

「イタリア、リミニの工房で一冊、一冊、それぞれの本の個性を探りながら製本中」でした。そして2012年からは新たな場所で活動予定。

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セビリアの理髪師 IL BARBIERE DI SIVIGLIA

何度も何度も練習してボロボロになった思い入れのある楽譜、海外のアンティーク市で買ってきた古い楽譜など、音楽家にとって必要な楽譜だが、欲しい楽譜(特にクラッシックか?)が常に新品の美しい状態で手に入るわけではないらしい。
これは楽譜に限ったことでは無いだろうが。

ある古い楽譜を製本している。
1800年代後半もしくは1900年初頭にパリで出版された“セビリアの理髪師”である。

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ここまで古いと一度全て解体して再製本をしなければならない。
この解体して、余計な古いのりのカタマリなどをきれいに取り除く作業がなかなか骨の折れる仕事だ。
しかもかなり紙の傷んでいる箇所もある。
かなり根気がいる作業だ。
しかしここで手を抜いては仕上げに当然ひびいてくるので、やはり丁寧に作業する。

さて、この楽譜の持ち主の好みで、背部分は黒革、表紙部分は青の布装にする。背にはこの“IL BARBIERE DI SIVIGLIA(セビリアの理髪師)”と作曲家であるロッシーニROSSINIの名が入る。
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[ 2011/01/25 10:02 ] 音楽 musica | TB(-) | CM(-)


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